上杉謙信の愛刀『太刀無銘一文字 号「山鳥毛」』を上越市が購入を目指す

新潟県上越市が上杉謙信が愛用していた刀、『太刀無銘一文字 号「山鳥毛」』の購入を目指している。

「越後の龍」と呼ばれ、戦国時代を代表する上杉謙信が治めた越後国は、現在の新潟県上越市にあたります。

その上杉謙信の愛刀となれば、上越市としては是非とも購入したいと思うでしょう。

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上杉謙信について

知らない人がいないであろう、戦国を代表する武将ですね。

旗印に「龍」の文字が刻まれていたことから、「越後の龍」と呼ばれたといわれています。

「甲斐の虎」武田信玄と戦った「川中島の戦い」は特に有名です。

戦上手で有名な上杉謙信ですが、越後の産業を復興させた功績も評価されています。

ちなみに、大河ドラマ「真田丸」で遠藤憲一が演じているのは上杉景勝で、上杉謙信の甥にあたります。

太刀無銘一文字 号「山鳥毛」

一文字一派と呼ばれる刀工一派の作で、国宝に指定されています。

一文字一派の刀は『太刀無銘一文字 号「山鳥毛」』以外にも多くの刀が国宝や重要文化財にしていされています。

「敵に塩を送る」の返礼に武田信玄が上杉謙信に送ったとされる『太刀 銘「弘口」』や、上杉景勝の「景勝三十五腰」の一つ『長巻 無銘「則包」拵付』など、名前は知らないけれどエピソードなどで聞いたことがある「あの刀」が多く含まれています。

鎌倉時代に興り、江戸時代を経て現在まで、多くの刀を生んだ一派と言えます。

太刀無銘一文字 号「山鳥毛」をめぐって

『太刀無銘一文字 号「山鳥毛」』は現在個人所有で、岡山県の博物館に寄託されています。

その所有者から、上杉謙信ゆかりの地である上越市へ譲り渡す意思があると聞きつけた上越市が今回の購入計画を開始しました。

景勝の国替えの際に、謙信ゆかりの品がほとんど無くなってしまっている上越市としては、町おこしにもなるので手に入れたいと思います。

しかし、問題は購入価格です。

国宝に指定されているので、評価額は3億5千万円。上越市が購入するということは、税金が使われます。

ふるさと納税や企業からの寄付、市民からの寄付を呼びかけていますが、やはり税金の無駄遣いではないかという意見がでてきます。

「公共設備も十分に整っていないのに、観光にお金をつかうのか?」

「そもそも刀なんて見に来る人がいるのか?」

こんな意見が出るのも仕方がないかもしれません。

また、上越市も市民に対しての説明不足だったのではないでしょうか。

上杉謙信の愛刀がゆかりの地に戻ってほしいと思ますが、反対する市民の意見も間違いではないので、難しい問題です。

今後、上越市は市民に説明会を開くなどして和解を目指すそうです。

お家騒動で悩んだ上杉家のようにならないことを祈りつつ、今後の動向を見守りたいと思います。

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