エコキャップ運動がまた問題になっている

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エコキャップ推進協会のニュース

エコキャップ売却などで得た利益の半分以上が、身内の給与や業務委託費として計上されていたというニュースがヤフーニュースにありました。

記事によると、14年度の寄付額は事業費と2割程度だったそうです。

運営が難しいのか、事業費のほとんどが人件費につかわれていたようです。

そもそもエコキャップ運動とは?

イオンなどで見かけるので、なんとなくペットボトルのキャップを集めておくると、発展途上国の子どもにワクチンを寄付できるのかな程度にはわかっていると思いますが、改めてエコキャップ運動についてまとめてみました。

はじまりは女子高生の疑問

最近のゴミ回収は分別が厳しくなっています。

とある女子高生が、ペットボトル本体とキャップとラベルに分別してゴミ局に持ち込むと、ペットボトル本体以外は燃えるゴミとして処理されることを知りました。

結局、分別は売れるゴミと売れないゴミに分けているのではないかと思い、キャップもリサイクルとして使えるかもしれないというところからスタートしました。

エコキャップ運動の目的

リサイクルの促進、CO2の削減、売却益で発展途上国の医療支援を目的にスタートし、リサイクルの家庭で障がい者・高齢者雇用促進にも貢献できるということがわかり、4つの大きな目的のために活動しています。

回収したキャップは、リサイクル業者に売却され、そこで新たな製品となることでリサイクルされている。

エコキャップ運動の問題点

集めたものをどこに送るかわかりにくい

ホームページを見ても回収の流れがよくわからないという問題点がある。

エコキャップ推進協会に送付するのではなく、提携している業者に送付又は持ち込みするようになっている。業者によっては回収も受け付けているようです。

送付するコストが高い

一般の人がイオン等の回収ボックスに入れるのには(イオンに行くためのガソリン代を除けば)費用が掛かりません。

しかし、集まったものを業者に送付するとなると、送料がかかります。

まず、エコキャップ推進協会指定の回収袋が1枚130円程度かかる。さらに、1袋約6キロ(約2,400個)に送料420円がかかります。

550円かけて送ったエコキャップ1袋で出来る寄付金は約60円となります。

ワクチンを1個寄付するのに20円程度の寄付が必要になります。エコキャップ1袋で3個のワクチンが寄付できますが、送料にかかる550円を寄付したなら27個のワクチンが寄付できることになります。

上に書いたイオンに行くためのガソリン代すらも、寄付額を考えるとかなりのコストになります。

エコキャップ売却額と市場価格の差

回収されたエコキャップは、1キロ当たり約15円でリサイクル業者に売却されます。

ところが、キャップの原料である、ポリエチレンやポリプロピレンは1キロ当たり200円程度で取引されています。

このことから、提携業者がエコキャップ運動で回収したキャップから利益を得ているのではないかという問題です。

これに関しては「提携業者の数が把握できないほど多い」など不透明です。

まとめ

なにかと問題を指摘されていたエコキャップ運動ですが、今回のニュースでさらに批判が集まることは間違いないでしょう。

発展途上国へのワクチンの寄付など、活動目的に関しては賛同できる方も多いと思います。問題は運営方法にあるのでしょう。

今後の改善で良いイメージを取りもどせたらと思います。

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