ウーパールーパーのゲノム解析に成功したらしい

ウーパールーパー

画像引用:ウーパールーパーラボ

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ウーパールーパーが医療関連で注目

 日本では「ウーパールーパー」で知られるメキシコサラマンダーの全遺伝情報(ゲノム)の解読に、ドイツなどの国際研究チームが成功し、ヒトゲノムの10倍以上にあたる約320億塩基対あることを突き止めた。これ…

朝日デジタルさんにこんなニュースがありました。

なにやら、ウーパールーパーの遺伝情報(最近注目されているゲノムのこと)の解読に成功したようです。

人間の遺伝情報(ヒトゲノム)は約30億塩基対ですが、ウーパールーパーの遺伝情報は約320億塩基対と10倍以上の量だったとか。

さらに、現在ゲノム解析が完了している生物のなかで最多のようです。

ちなみに、私も含めて「塩基対って何?」となった方は、「ウーパールーパーは遺伝情報がすごく多い生き物なんだな」と思っていれば大丈夫です!

今でも人気のウーパールーパー

ウーパールーパーはバブル時代辺りで日本にやってきました。

その愛くるしい表情から大流行し、今ではウーパールーパーを知らない人はいないのではないでしょうか。

両生類に分類されるウーパールーパーですが、幼体のまま成熟する珍しい生き物です。

同じ両生類であるカエルに例えると、オタマジャクシのまま生き続けているという感じです。

ある条件下では成体になるようですが、風貌は大きく変わってしまい、あの愛くるしさはなくなってしまいます。

その人気は今でも衰えていないらしく、両生類系のペットでは売れ筋のようです。

っというのも、水槽の管理を頻繁にしなくてもよいので、初心者でもペットとして購入しやすいといのでしょう。

なぜウーパールーパーなのか?

では、なぜウーパールーパーのゲノム解析が注目されているのでしょうか。

その理由は、ウーパールーパーの高い再生能力にあります。

ウーパールーパーは腕が切れてしまっても、元通りに再生します。一部のトカゲ類なども尻尾が再生しますが、尻尾しか再生しなかったり骨は再生できなかったりします。

ところが、ウーパールーパーの場合は、その限定がほとんどないようです。

この再生能力の仕組みをゲノム解析で解明すれば、人間の再生医療にも応用できるのではないかといわれています。

なぜ再生するの?

人間の場合、内臓や手などに細胞が分化すると、手になった細胞は心臓にはなれません。

また、分化していない細胞も残っていないので、仮に事故などで腕を失ってしまうと、切断面の皮膚は再生しますが、腕自体は再生することはありません。

一方、ウーパールーパーの細胞も腕などに分化してはいますが、腕を失った時には、まだ分化していない細胞を使って腕を再生させます。

ちなみに、iPS細胞は皮膚などからとった細胞を人工的に「色々なものになれる細胞」に変化させたものです。

イメージ的には、細胞を分化する前に戻したという感じです。

再生医療の研究が進む中、分化していない細胞をもつウーパールーパーの遺伝情報が注目されているというわけです。

まとめ

最近、ゲノム編集など医療技術がどんどん進化しています。

それも、20年・30年など遠い未来の話ではなく、5年・10年とかなり近い未来に実現しそうな速さです。

今回のウーパールーパーの遺伝情報の解析により、様々な特徴が確認されています。

これが再生医療に活用できるかどうかはまだわかりません。

しかし、近い将来に、交通事故や紛争などで手足を失ってしまった人の助けになる日がくるかもしれません。

ウーパールーパーに興味がわいた方は、是非調べてみてください。

愛くるしい顔だけでなく、いろいろな不思議が詰まった生き物ですよ。

ウーパールーパーについての飼育知識や情報の集合知で、ウパの飼い主さんをバックアップする研究所
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